ベビースキンケアを学んでいます。
その中で、避けて通れないのが「アトピー性皮膚炎」のこと。
自分が子どもの頃、お友達がひどいアトピーに苦しんでいました。
その皮膚の状況や、掻き壊しを覚えています。
当時は、まだ治療法も確立していなかったことと、
治療に今でも有効とされている「ステロイド剤」がある報道の影響で
人体に害を及ぼすというダークな印象をもたれたこともある様です。
今は「標準治療」が確立されています。
1.炎症を抑える薬物療法 2.入浴と保湿のスキンケア 3.悪化要因探しと対策
ステロイド剤は、アトピーの炎症を抑えるのに有効です。
赤ちゃん~大人まで同じではなく、年齢や症状にあわせて
濃度の違うものが処方されるそうです。
以前、皮膚科の先生が言っていました。
【かゆみは、痛みより我慢できない!!】そうです。
かゆいと、掻いてしまい、皮膚を痛めてしまいます。
まずはかゆみを抑えてあげましょう。
炎症が収まったら肌の角質層の修復です。
入浴できれいに洗浄。その後の保湿が大切ですよ。
ロイヤルセラピスト協会では、ベビースキンケアに力を入れています。
お肌のバリア機能を整えることが、大切だからです。
アトピー性皮膚炎の未然予防としても保湿が大事です。
そのために、
産まれてすぐの赤ちゃんから保湿が有効だということを
ママたちに知ってもらいたい。
できればプレママ(妊娠中)に是非、知ってもらいたいものです。
アトピーにならないお肌へ。
アトピーになっても慌てない知識を持つことは大切なこですよ。
mammy clover ではベビースキンケア教室の開講準備中です。
お楽しみに。
<参考文献>http://www.kyudai-derm.org/atopy_care/index.html